エギング×激渋 2020.10.17

釣行記

寒い時期になってきました。釣りをしていても、そろそろ手袋が必要ですね。

 

 

海の中も徐々に水温が下がり始め、場所によって急激な温度変化があれば、アオリイカの活性も下がって、なかなか釣りずらくなってきます。

 

 

 

 今回の釣行はまさに、そんなタイミングでの釣行でした。上越エリアを繰り返し移動しながら、その場所の状況や、アオリイカのコンディション等を記事にしました。

 

 

なかなかこの時期は、エギングで苦戦される方もいらっしゃるかと思いますが、私なりのやり方で、何とか釣れてはいますので、是非ご覧ください。 

 
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いつもの漁港

最近の記事で、いつも最初にエントリーする漁港。

今回も真っ先にやってきました。

  • 水深 : 7~8メートル
  • 水質 : クリア
  • 潮  : ほぼなし

まずは、1杯を確保し、心に余裕を持たせたいため、今年の鉄板ポイントにやってきました。理由はいつも水質が抜群にいいから。

 

ここは水深もあり、LED灯も付近にあるため、いつものエギ王LIVE3,5号ムラムラチェリーを堤防沿いにキャストします。

 

 

第1投目 アンダーキャスト

 

 

 

 

 

 

着水してのフォール中に抱いていました。

型も18センチとそこそこ。

 

 

他にもアオリイカがいないかと、付近を探っていきますが、アタリもエギに付いてくるイカもおらず。

 

 

前回の釣行の、「1杯いればイカが群れているのでは?」という思い込みから無駄な時間を過ごしてしまったことを教訓に、滞在時間は15分くらいでしょうか。今回は早めにポイントを見切り移動します。

 

 

某堤防

ここは、前回記事にて、【沈み根堤防】として紹介し、昼間にアオリイカの群れを沢山見つけることで、サイトエギングで釣果を伸ばすことができたポイントです。

  • 水深 : 3~4メートル
  • 水質 : クリア
  • 潮  : 堤防沿いに多少の離岸流

 

 

それも4日前のことで、その間、大きく海が荒れることがなかったため、前回のアオリイカ群が今も滞在し、「夜間ではエギを警戒せず釣れまくるのでは。」と考え、やってきました。

 

 

  

・・・が、

 

 

キャスト後、ピックアップ寸前のエギをライトで照らすも、まったくイカがいません。

※付近に釣り人がいる場所では、マナー違反ですので絶対に水面をライトで照らさないでください。

 

 

 

それでも、前回のオイシイ経験から、めげずに探っていると、≪プリッ≫っというアタリ。

 

 

乗せることができず、足元付近に来たエギをライトで照らしてみると、

 

 

 

アオリイカが2杯ついてきています。 

 

 

  

からの、イカパンチ!!

  

 

  

・・・。見えていた分、アワセが早すぎたのか、乗せられません。

だって、見えてると興奮するんだもん。

  

 その後は、何事もなくポイントを見切ります。

 

 

糸魚川方面へ

アオリイカが間違いなく釣れると思っていたポイントに裏切られたので、大きく移動し、糸魚川方面へ。

 

 

しかし、数か所回ってみるも、濁りがある。

 

しかも、普段クリアな場所なので、多少の濁りでもアオリイカに影響大と判断し、上越エリアへ戻ることに。

 

 

堤防2

朝マズメを移動に費やしてしまい、気か付けば6:30.

 

 

某堤防付近の堤防2にやってきました。

 

  • 水深 : 3~4メートル
  • 水質 : クリア
  • 潮  : 各所に流れあり

 

水質よし、潮よし、釣り場のコンディションは良さそうなので、後は釣るだけ。

 

 

ここでも効率重視のショートキャスト主体で攻めていきます。が、強い潮目を見つけたため、ロングキャストで狙い撃った一投目。

 

 

 

 

根がかり?

 

 

いえ、ファーストフォールで抱いてました。

 

 

 

しかし、なかなか後が続かないため、テトラ打ちに変更します。

なんだか、ロックフィッシュみたいで楽しいです。

 

 

しばらくすると、テトラとテトラの間を通しているとコロッケサイズが2杯のチェイスがあります。

 

エギとの距離を3メートルほど保ちながら、しゃくりやフォールには特に反応せずに、ただただエギを追従する個体ですね。

 

 

2投目、キャストの角度を変え、ショートキャスト(10メートル位)。一旦着底させた後に、素早ししゃくりで表層までエギをしゃくりあげステイさせてみます。

活性の高いイカならこのパターンで、近寄ってきます!

 

・・・相変わらず3メートルを保持して、警戒している様子です。 

 

 

ステイから素早く回収して、3投目。

同じパターンで活性を高め、ステイ。

 

 

からの足元付近でのフォール中に、アオリイカが体色を白から黒に変化させたと思った次の瞬間、一気に距離を詰めてのイカパンチ!!!

 

 

  

アワセられず。

 

辺りは墨だらけに。

 

追従していた他のイカも警戒してしまい、移動することに。

 

ただ、今のは釣れはしなかったものの、こちらのアプローチ次第で、警戒しつつも、少しでもエギに興味を示すアオリイカの活性を上げることができると、大変勉強になったシーンでした。

しつこく誘って、対象の活性を上げる釣りって、奥が深いよね。

 

 

某堤防再び

夜のうちに訪れた堤防に再度エントリーしました。

帰りの時間も迫っていたため、「とりあえず見るだけ。」と思い、4日前には沢山見えたイカをサイトで探して歩いていると。

 

 

 

イカめっちゃ居るやん!

(前回も同じこと言ってる)

 

 

やはり、7~8杯で群れています。

 

 

しかし、4日前との違いは、エギに反応する個体がいないことです。

反応とは、イカの足側が常にエギの方向を矢印のように向いていることね!

 

 

今回は各個体が、自由に漂っていて、向いている方向もバラバラな感じ。

なんというかやる気のない印象です。

 

 

そうは言っても、見えている群れにテンションが上がり、しつこく攻めてみます。

 

よく群れを観察してみると、そのうちの1杯、常にゲソ先がエギの方向を向いています。

しかし、6~7メートル程距離が開いており、「水中でよく見えているな。」と思うくらの距離をキープしてきます。

 

 

試しに、先ほどの堤防と同じパターンで攻めるとともに、必殺の【着底→テトラ放置】

 

 

エギングマイスターの川上様が、これが効くと動画でおっしゃっていました。

 

 

 

すると、イカの体色が黒くなり、≪そぉぉーーー≫と,着底しているエギの元へ寄ってきました。

 

 

近づき、エギの背後にポジションを取り直したかと思うと、≪フワッ≫と覆いかぶさるそぶりからのイカパンチ!!

 

 

が、なぜか針に掛りませんでしたm(__)m

 

 

≪プリッ≫の感触だけが手元に残ります。

 

 

そして、アオリイカは高速離脱していきました。

 

 

それでも、別の群れを探していると、何の前触れもなく、沖からすごい勢いで、エギにアタックする個体がいました。

 

 

写真を撮り忘れてしまいましたが、今までの渋さは何だったのかと思わせるような、1杯

 

 

このポイントでは、他にも群れを見つけるも、渋く、やはりエギに触れるか触れないかのイカパンチからの高速離脱が1杯あったのみでした。

 

 

まとめ

 結果3杯

 

型は大分よくなってきました。が、ピックアップしたエギも、4日前よりも冷たくなったように感じ。水温が低下している様子です。

 

また、足場が良い場所でもあるため、大勢のエギンガーに打たれイカがスレたのか、エギに興味を示す個体が圧倒的に少なくなった印象を受けました。

 

 

今、こうやって今回の釣行を文章に起こし気が付いたのは、釣れたのは回遊型のアオリイカではないかということです。

 

つまり、流れの中で餌を探し回っている活性の高いものだけを釣り上げることができたようです。

 

 

 

場所に居着くアオリイカは非常に活性が低く、アタリまで持ち込めてもすべてアワセられず・・・。

 

 

まだまだへたくそですね。

 

エギングは腕に差が出る釣りといいますが、まさにその通り。今回、サイトでは1杯も釣ることができず、たまたま回ってきた回遊型を幸運にも釣ることができた感じです。

 

だからこそ奥が深く、極めがいのある楽しい釣りだなぁとしみじみと思いました。

 

まだまだ、荒れなければ上越エリアでも狙うことができるアオリイカ。

チャンスがある限り出撃していきます!


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