私のホームエリア上越でも、エギングの終盤戦となってきました。
前回釣行(10月17日)の情報を元に、今後、どのような状況であれば、どこでアオリイカが釣れるのか?を考察していきたいと思います。
素人の考察ですが、まだまだアオリイカを釣りたい、胴長20センチオーバーを釣ってみたいという方、少しでも参考になれば幸いです。
また、全国のフィールドでも、浅場が多いような場所では同じようなことが言えるのではないかと思います。
では、いくつかの要素に分けて検討していきます。
時化た場合
これからの季節は、海が時化ることが多いです。一度時化てしまえば、急激な水温低下に加え、濁りもきつくなっていきます。
まずは、海が荒れた場合の状況を考察します。
アオリイカが、快適に過ごすことのできる水温は15℃くらいまでのようです。
まえに、記事でも紹介しましたが、水温が下がるとアオリイカは水温の安定している深場に落ちていきます。
釣船の釣果情報では、このところ、アオリイカの釣果も上向いているのがその証拠でしょう。
しかし、餌を安定して捕食できる場所は、やはり、沿岸部ではないでしょうか。
一週間で1~2センチも成長していく生きものですから、かなりの大食漢です。
それなりに餌を食べなければなりません。
では、これからの時期、多少のシケでも水質がよく、なおかつ海の中がかき混ぜられない場所はどこでしょうか?
なんとなく、答えが見えてきそうですね。
- 1:ある程度の水深がある
- 2:シケに強い(外洋の波を遮ることができる)
- 3:ベイト(餌)が定住している
つまり、こんな場所というところでしょうか。
思いつくだけでも、近場のエリアも含めると数か所ありそうですね。
では、次に、海が荒れなかったケースを検討していきます。
スレたアオリイカ
アオリイカが成長するとともに、イカがスレて来ます。
足場の良い有名な場所は、毎日のようにエギンガー達に打たれ、これからの季節はさらにイカがスレて来ます。

20オーバーの群れは、エギを見ただけでも逃げていく・・・。
実際、前回釣行では、活性の低さも相まって、私の腕では、見えイカを釣り上げることはできませんでした。
つまり、場所に居着くタイプのアオリイカを釣り上げるのは、かなり困難になります。

ただし、タイミング次第!地合いに当たればオイシイ思いもできるかも
釣れるか釣れないかは、運次第。また、群れの内の1杯が釣り上げられた時点で、群れ全体がスレて釣れなくなるでしょう。非効率ですね。
では、スレていないアオリイカはどこにいるのでしょうか。
スレていないイカはどこに?
前回釣行で、比較的イージーに釣れた個体の特徴として、潮の流れの中にいて、回遊型のアオリイカ、ということでした。
餌を探して、流れに乗って移動しているような個体ですね。
ほぼ、キャスト後のファーストフォールで釣れています。
きっと、遠くに見えたエギに一直線で向かってきて、アタックしてきた高活性なアオリイカでしょう。
こういう個体を見つけることができれば、比較的簡単に釣り上げることができそうです。
では、こんなイカがいる条件を考察していきます。
晩秋エギングの条件
上越エリアは浅場が多いので、活性の高い、回遊性のアオリイカが接岸しているのは、海が穏やかな日が数日続いた日でしょう。
こんな状況では、水中も水質がよく、水温も下がっては来ているでしょうけど、安定はしています。
また、スレていないイカは、日中、岸沿いではなく、少し沖の根や、沈みテトラに潜んでおり、マズメ時や夜間に、接岸して餌を捕食するのではないでしょうか。
また、潮に乗ってくることを考えれば、潮の流れのある時間帯や、潮目の付近を狙い打つのがいいかもしれません。
- 1:天気が続く
- 2:近くに沈み根や沈みテトラがある
- 3:潮が効いている
こんな場所を航空写真から探すのも楽しそうです。
まとめ
いよいよ、エギングもあと数回行けるかいけないか。
多少の荒れであれば、最初に説明した場所を攻めるのが良いでしょう。
ただ、大荒れの場合は、諦めも肝心。私は青物にシフトします。
天気予報・・・あれ?週末怪しいですねm(__)m

出典:Windy
あくまで予報なので、外れることを願いつつ、あわよくば週末までにエギングに行いたいですね。
それまでは、グーグルマップで良さそうなポイントを探しながら、準備をしていきたいと思います。
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