サゴシ×アニサキス

豆知識

青物がよく釣れる季節になってきましたが、特にサゴシにアニサキスが寄生していることが多いです。

 

 

割合で言うと、釣ってきたサゴシの約8割にはアニサキスがいます

 

 

今回は、実際に釣ってきたサゴシを捌く際に撮影したアニサキス画像や、居場所の画像を載せていきますので、もし、苦手な方は見ないようにお願いいたします。

 

私の周りでも、サゴシのどこにアニサキスがいるかわからないという人も多いので、調理をする際に気になる方は是非ご覧ください。

 

 
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アニサキスを食べると

私の知人で、アニサキスを食べてしまった人で一番多いのは、自分ですくったホタルイカの沖漬けが最多ですね。 

 

 

アニサキスに気が付かずに食べてしまうと、胃の粘膜を突き破り、胃壁に刺さるように侵入してきます。

 

 

こうなると、脂汗をかくような、嘔吐を伴い激しい痛みに見舞われるそうです。 

 

 

アレルギーを起こし、アナフィラキシーショックを起こす方もいるそうです。

 

 

何日も入院する人もいました・・・。

 

 

 

サゴシのどこにいる

では、釣れたサゴシのどこにいるのでしょう。 

 

 

 

 

アニサキスのほとんどは、内臓にいます。宿主の死後、時間が経過すると、身に移動していくといわれています。 

 

 

なので、私は釣ってから12時間以内に捌いております。

 

 

 

それでは、サゴシのどこにアニサキスが寄生しているかを、撮影した画像と共に説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

サゴシの肛門の内側の、大腸に絡みつくように寄生していることが多いように思います。

 

 

しかし、私も最初は気が付きませんでしたが、理由はこれ ↓

 

 

 

 

 

これがアニサキスです。 

 

 

丸まっていて、まるで小さな巻貝みたいですね。 

 

 

 

しかし、これを引っ張って伸ばすと・・・。

 

 

 

これが見たことあるヤツです。

 

 

 

大きさは伸ばして2センチ位。

 

 

こいつを食べてしまうだけでとんでもないことになるんですね。 

 

調理法

基本的には、火を通すことでで死滅しますので、干したり、味噌漬けにしてから焼いて食べたり、揚げ物にして食べたりすれば、間違いなく大丈夫かと思います。 

 

 

 

しかし、釣りたてのサゴシを刺身で食べたいという方には、炙り刺身をオススメします。

 

 

 

サゴシを三枚におろした後、皮と身の両側をバーナーで炙り、冷水で熱をとってから、刺身にしましょう。

 

 

表面に焦げ目がつくように焙っても、氷水に浸すことで、写真のように表面だけにしっかりと火を通すことができます。

 

 

 

我が家は今まで、数百匹サゴシを食してきましたが、一度も腹痛に見舞われることはありませんでした。

 

まとめ

いくらアニサキスに気を付けて捌いていても、万が一、包丁やまな板に張り付いてしまって、刺身にする段階で、混ざってしまう可能性があります。

 

 

 

私も、バーナーで焙っている最中に、≪パチッ≫と音がして、付着していたアニサキスが破裂した経験があります。

 

 

もし、刺身を食べて腹痛に襲われた際には、すぐに病院に行きましょう。

胃カメラで取り除くことができるようです。

 

 

 

これからの季節、人気のターゲットのサゴシですが、釣れて食す場合には、アニサキスがいるものだと思って、調理をしてましょう。

 

 

ちなみに、ごく稀ですが、アオリイカの身の中やキジハタの内臓にもアニサキスがいた事がありますので、美味しい刺身ですが、注意しながら気を付けて捌くようにしましょう!

 

 


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