私はソルトだけでなく、渓流釣りも昔はよくやっていてフライタイニング(毛針作り)にもドはまりしていた時期もありましたが、最近はめっきり行かなくなってしまいました。
理由は、熊が頻繁に出没するようになったから。
複数人で山に行く場合はまだいいですが、渓流釣りの場合はポイントが限られているため基本単独入釣りが多いですよね。
直近でもこんなニュースが・・・
釣りの下見に行き…クマに襲われる 男性が顔にけが 体長2メートルほどの成獣か (fnn.jp)
しかし、このところ春先にタケノコ狩りに誘われるようになり、入山機会が増えてきたので【熊撃退スプレー】を購入。
幸い使う事なく済んでいますが、クマの遭遇の体験談や有効な装備方法・購入してからのメンタル面の変化をまとめて行きます。
熊との遭遇
先ほど書きましたが、タケノコ狩りでここ数年は年2回ほど山に入るわけですが
最近初めて熊と遭遇しました。
基本的に熊も人間と遭遇したくないので、こちらの足音・話し声・クマよけの鈴の音が聞こえれば逃げ出すはずなんですが、ちょうど私たちのグループが歩いていたの渓流の沢のすぐ近く。
突然沢側から熊の子供が私の目の前5メートルに飛び出してきました。
しかも、親熊のうなり声もすぐ近くから・・・
急いで逃げましたが肝を冷やした体験でした。
まあ、以前から熊の体毛や糞、タケノコが食い荒らされた場面はよく目にしていましたが、まさか遭遇するとは。
この時、熊と鉢合わせてしまった一番の原因は、渓流の水音でお互いの存在が接近するまで気が付かなかった事。
また、この日は雨も降っていたので余計に人が出す音が聞こえずらかったのもあるかもしれませんが、もう少しタイミングがズレていれば子供を守ろうとする親クマに攻撃されていたことでしょう。
クマよけスプレーの安心感
このクマと遭遇した際に、実は既に【熊撃退スプレー】を装備していました。
腰ベルトへ専用のホルダーに入れて利き手ですぐに取り出せるようにしてあったので、クマと遭遇した時
最悪、親クマに襲われても撃退できる。
という万が一に備えがあったおかげか、自分でも驚くほど冷静に、落ち着いて周囲の親クマの位置にも気が付くことができたので逃げる方角も間違えずに対応できました。
クマとの出会いは突然で、出会い頭に急に襲われたなんて話をよく聞きます。
なので、いくら【クマ撃退スプレー】を持っていても、リュックの中等、すぐに構えることができない状況であれば、この時ほど冷静に対応できていなかったと思います。
有効な装備方法
遭遇体験から5秒以内に取り出せるように装備していると、安心感のレベルが違うように感じます。
ちなみに私は腰ベルトで装備していますが、藪に入った際には草や木・ツルなんかが引っかかって動きずらい時も。
一番良さそうなのは、リュックサックや肩かけバックルで胸付近に装備するのが一番邪魔にならず安心感があります。
専用のホルダーも販売していますので、是非参考にしてみてください。
実績高いオススメスプレー
【カウンターアソールト・ストロンガー】
こちらが最も有名で実績・噴射性能の高い商品。
欧米の大型の対ヒグマでの実績も高く、山岳部の方々もこちらを装備している方が多いように感じます。
【B-610-CS】
こちらは私の所有しているもので、先ほど紹介したものに比べて2周りほど小さく携帯性に優れています。
ですがその分、噴射距離・時間も【カウンターアソールト】と比較して短いので、普段入るフィールドに合わせて検討する必要があります。
また、ツキノワグマ専用とあるため、北海道のヒグマには物足りないので、本州メインの方限定。
値段については半額近いのでとりあえず本州メインで、購入を迷っているは方にはこちらがオススメです。
私も、狭い山道や森の中での仕様を想定して、なおかつ藪漕ぎで邪魔にならないということでこちらの商品を購入しました。
まとめ
近年の環境の変化から、山でクマと出会う確率は上がっているように感じます。
なので、渓流釣りに限らず、山菜取りやハイキングに行かれる方、皆様に装備していてもらいたいです。
イメージ
もし、値段で躊躇しているようであれば、【クマ撃退スプレー】を持って入山するだけでメンタル面では値段以上の恩恵を得られますし、実際に遭遇しても落ち着いて対応できるようになるので、万が一に備えて購入を是非検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。ブログ村ランキングに登録していますので応援の≪ポチ≫を是非お願いします。ブログ更新の励みになります。
にほんブログ村
コメント