低価格帯リールの神進化が止まりません。
ひと昔前、1万円以下のリールはがたつきが気になっていましたが、最近のものはかなり≪かっちり≫作られています。
では、今年発売の22サハラはどうか。
今回はアジングに焦点をあてて、入門機としてふさわしかどうかの考察や、ワンランク上の【21ナスキー】との比較をしていきますので、これからアジングを始めてみる方や、サブ機として低価格リールを探している方は是非ご覧いただければと思います。
アジング入門機として必要な要素は?
アジングを始めるにあたって、リールを選ぶ基準に【静粛性】があげられます。
アジングは、アジの繊細なアタリをかけていくことが魅力の一つ。
しかし、そこにリールのカチャつきや遊びみたいな【無駄な振動】あると、それが魚からの反応なのか、潮の変化なのか、見分けがつかなくなっていしまいます。
これが凄いストレスに・・・
また、ラインから伝わる【重さ】や【振動】をいかに情報として拾って、状況に合わせていくも、アジングが上達するための重要な要素。
なので、アジングで使用するリールにはなるべく【ノイズ】のないものがいいでしょう。
17サハラからの進化
前作の【17サハラ】は印象として、アジングに使うには≪カチャカチャ感≫が気になっていました。
では、【22サハラ】はこの辺りは改善されたでしょうか。
試しに技術特性の比較表を作成してみまた。
テクノロジー | 22サハラ | 17サハラ |
HAGANEギア | 〇 | 〇 |
Xシップ | 〇 | 〇 |
サイレントドライブ | 〇 | |
Gフリーボディー | 〇 | |
AR-Cスプール | 〇 | 〇 |
ねじ込み式 ハンドル | 〇 |
【22サハラ】では、【サイレントドライブ】【Gフリーボディー】【ねじ込み式ハンドル】が新たに採用されています
メーカーHPでは【ねじ込み式ハンドル】は技術特性とは謳ってないけど重要な要素
つまり、現行モデルはリールから発生する【ノイズ】がかなり軽減されているという事。
また【Gフリーボディー】が採用されたことで、ロッドとリールの一体感が増したことで操作性も向上していると思われます。
21ナスキーとの比較
きっと、【21ナスキー】を購入候補にしている方も多いでしょう。
そこで、先ほどの比較表に21ナスキーを追加してみました。
テクノロジー | 21ナスキー | 22サハラ | 17サハラ |
HAGANEギア | 〇 | 〇 | 〇 |
Xシップ | 〇 | 〇 | 〇 |
サイレントドライブ | 〇 | 〇 | |
コアプロテクト | 〇 | ||
Gフリーボディー | 〇 | 〇 | |
AR-Cスプール | 〇 | 〇 | 〇 |
ねじ込み式 ハンドル | 〇 | 〇 |
ん❔22サハラとあんまりかわらない❔❔
違いといえば【21ナスキー】には【コアプロテクト】が採用されていることから、リールの防水性能が高いくらい。
また、アジングの標準番手、C2000番でのスペック表も作成してみました。
C2000番比較 | ||
22サハラ | 21ナスキー | |
ギア比 | 5.0 | 5.0 |
最大ドラグ力 | 3 | 3 |
自重 | 210g | 205g |
最大巻取長 | 66㎝ | 66㎝ |
ベアリング | 4.1 | 5.1 |
本体価格 | 8,700円 | 11,200円 |
こちらも大きな差はなく、ベアリング数の違いくらい。
私もまだ【22サハラ】を触っていないので何とも言えませんが、あとはデザインの好き嫌いも分かれるところでしょう。
まとめ
進化した技術が低価格帯リールにも採用されるようになり、リールの性能が飛躍的に向上してきました。
以前であれば、アジングを始めたいという方には、【21ナスキー】をオススメしてきましたが、これからは静粛性が改善された【22サハラ】を基準にオススメしていきます。
これだけの性能のものが、実売で6,000千円台で購入できるのはすごい時代ですね。
もちろん、価格が上がればよりアジングに適したリールを手に入れることは可能ですが、初期投資を極力抑えてアジングを始めてみたいという方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。
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